豪雨で汚れた写真修復

７月の豪雨で汚れた写真をきれいに洗い、これからも大切に保存してもらおうと、日田商工会議所青年部（末武泰生会長、３６人）が、泥などを落とすボランティアを進めている。傷みが激しく、修復が困難なケースもあるが、「故人や子どもなどの貴重な思い出を、一枚でも多く手元に残してほしい」との思いから始まった。(bugang-01*#lxb)
　青年部によると、写真は、水に漬かると表面の乳剤が溶け、色が混ざったり、消えたりする。豪雨で被災した民家では、写真が束の状態で固まったり、アルバム台紙のフィルムに張り付いたりして、より劣化しやすくなっているケースもあるという。 アディダス　ウエア
　作業では、持ち込まれた写真を水の中で１枚ずつはがし、乾燥させた上でデジタルカメラで撮影。現物を所有者に返却し、デジカメのデータもＤＶＤなどに記録して贈る。
　これまでに集まった写真には、結婚式の記念写真や亡くなったおじいさんが写った家族写真もあり、メンバーが損傷の程度をみながら、丁寧に表面を洗っている。 adidas 腕時計
　被災者の中には、水に漬かった家具などを片付ける際、汚れた写真を捨てたことを後悔している人もいるという。青年部メンバーの写真スタジオ経営、竹藤光市さん（４３）は「写真の中に詰まっている思い出を受け継ぐ力になれれば」と申し込みを呼び掛けている。 アディダス シューズ